質問14:妊娠している時でも治療できるの?
回答:はい、大丈夫です。治療できます。
安全を十分考慮した上で、
春陽堂では、妊娠初期から不安定期といわれる8~11週(3ヶ月)でも
治療を積極的に行っております。
治療することにより、妊娠初期に発症しやすい「つわり」を軽減させたり、
流産や逆子の防止をはかることが出来ます。
さらに、妊娠初期以後から出産直前までの期間も
母体とお腹の子供の体調管理に鍼灸治療は非常に優れており、
この期間も春陽堂では積極的に鍼灸治療を行っております。
妊娠初期を過ぎてからの鍼灸治療を行うメリットとしては、
妊婦のイライラ・足や手のむくみ・肩こり・腰痛・全身の疲労感・便秘・胃の圧迫感などの
症状を改善し、胎児の体の成長を促すことがあげられます。
また、逆子の改善にも効力を発揮します。
参考に付すれば、春陽堂では逆子治療も積極的に行っており、
非常に良好な治療成績を上げております。
興味深いことは、妊娠期間中に定期的に鍼灸治療を受けていた人のほとんどは、
出産時は出血が少なく、分娩時間が短く安産で、産後の回復もとても良好なことです。
さらに、生まれてきた子供の情緒が安定していることが多く、
「キィーキィー」金切り声を上げたり、
夜泣きがきついということも起こりません。
<具体的な治療の行い方として>
腹部には刺すタイプの針は一切しません。
軽く「コンコン」とみぞおち付近に、
太く、尖端が丸い刺さないタイプの針の柄(え)の部分を、
木槌(きづち)で叩き、ソフトな刺激を与えるやり方を行う場合があります。
頭や手足、背中のツボを体の状況に合わせ選択し、刺すタイプの針や灸を施術します。
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