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淡路島(南あわじ市)の鍼灸院 「伝統鍼灸医学 春陽堂」

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.0799-45-1963

〒656-0121 兵庫県南あわじ市山添168-1 キャッスル緑201

治療院案内clinic guide

院長ごあいさつ

院長写真 10代後半、西洋医を目指しつつも己の生きる道を模索する中、東洋医学の存在を知り、意を決してこの世界に飛び込みました。
鍼灸治療とは一体どんなものなのか。今のようにインターネットで簡単に知ることの出来なかった時代。近所の本屋でかろうじて見つけたわずか数種類しか無かった小さな一般向け鍼灸書籍。
その中の一冊に、
「自然治癒力を高め患者自身の力で病を治す」
「西洋医学は病気を診る、東洋医学は人を診る」
「西洋医学は部分を治す、東洋医学は根本を治す」
と書いてある部分を見つけました。

このたった数行たらずの文言(もんごん)ではありましたが、この言葉に私は大いに惹きつけられました。
「医療本来のあるべき姿」、「キラリと光る原石」を見出した想いがしたのです。
 更に読み進めると、薬や手術に頼らず、西洋医学が持つようなきつい副作用もなく「1本の鍼 1塊のモグサで根本を治す事により、万病を治せる」とも書いてあるではないですか!この医学にロマンと深遠さをも感じた瞬間でした。
 とはいえ当時の私は、鍼灸治療に対し十分とは言い難い量の情報しか持っておらず、まだ見ぬ世界であるがゆえの不安から、この道に進むためらいが全く無かったわけではありません。
しかし、それにも勝る自身の東洋医学への期待と、そもそも明治鍼灸大学の存在を私に教え、東洋医学というものを意識させるきっかけを作ってくれた、広い知見を持つ商社マンの父が言ってくれた言葉「(親戚や高校の先生方からは賛否両論あったが)周囲がなんと言おうと己の信じた道を進め」が、大学進学の大きな後押しとなりました。
 私を含め多くの同級生達がこぞって西洋医学の医師を目指す中、私は東洋医学の世界は、一人の男が人生を賭け命がけで取り組むに値する世界であると感じ、「自分を信じこの道に賭けてみよう」と西洋医志望から舵を切り東洋医学を学べる大学への入学を決めました。
 その時から
「真の医療とは」「東洋医学いかにあるべきか」を現在に至るまで常に問い続けながら臨床に励んでいます。
 また、どんな病をも治せる鍼医を目指し、
「西洋医学だけが病気を治す唯一の医学というわけではない。西洋医学で治せないものでさえ治せる、東洋医学という医学もあるのだ」「理想の医療を追求すべく、自ら本物志向の東洋医学を臨床実践し世に示す。そのことによってゆがんだ日本の医療界を変えて行きたい」
との想いも一貫して抱き続けて来ました。

 そこで、日本の医療界に風穴を開けるべく、人と自然の共生・調和を哲学・思想の根幹にすえる東洋医学を、自然豊かな場所で実践したいと考え、淡路島にて「伝統鍼灸医学 春陽堂」を平成3年に開院致しました。
  以来、32年間、膨大な数の患者・全科に渡る多種多様な疾患に向き合って参りました。
 これからも、日本の医療界においておもねることなく、尖った存在であり続けたい。そしてより多くの人が救われるよう、無限の可能性を秘めた鍼灸医学に対し、初心を忘れず、気を一にし取り組んで行く所存です。



 
 現在、日本の医療制度(診断・治療のあり方、保険制度等)は西洋医学中心で構築されています。
その弊害として、検査数値や病名ばかりに目を向け、病を発する人そのものを見ようとしない、また過剰な薬・検査漬け、不要な手術、医療保険の莫大な赤字財政といった諸問題があります。
 なかなか遅々として解決されない理由として、西洋医学そのものの原理的構造問題、政治や保険制度のあり方、医療界を取り巻く様々な利権問題等が挙げられます。
 一方世界に目を向けると、今や世界の医学の潮流は、300年ほど前に誕生した近代西洋医学中心の医療制度のあり方を反省し、東洋医学を始めとした伝統医学も尊重する方向へと向かい始めています。
残念な事に我が国は、こういった取り組みは先進諸国の中でも非常に遅れています。
 東日本大震災を契機として、日本人の意識は変わったと言われています。
 日本の医療のあり方も、いいかげん抜本改革すべき時が来ているのではないでしょうか。




当院の特色
東洋医学の原理は、東洋思想・哲学の最大の特徴とも言える「万物は一体で相互に関連している」という根本的合一性の認識と、そこから導かれる「病の根本を治す事」を柱として成り立っている。

当院においても
、この考えを大切にし、生ける人の心・体・魂は、バラバラに存在するものではなく、密接にして不可分なる存在としてとらえ、診察・診断・治療においてもこの考えを一貫して通底させ、全人的に患者を診(み)、根本治療を最大の目標としている。

●当院では、西洋医学や他の治療院では治せない病気をも治す為に、この特色ある東洋医学に徹底的にこだわった診療を展開する。
具体的には、4千年の歴史を有す鍼灸医学の叡智を現代に活かし、鍼灸治療の効果を最大限発揮させるべく、伝統的な鍼灸医学の理論と治療技術を日々の診療に用いている。
⇒機械(低周波治療器・SSP・ノイロメーター等)を使ったり、整体・カイロプラクティック・あんま・指圧・マッサージ等の手技は一切行わない

⇒丁寧な問診と診察(詳細は治療方針の項にて)
⇒非常に繊細な鍼治療を行う

●得意疾患について
西洋医学では治らない・改善しにくいといった疾病や、いわゆる難病とされるものを、全科に渡り治している。

当院で 開業以来、治癒・改善させて来た
全科に渡る疾患の詳細は こちらに掲載


●近年増加傾向にある、各種癌、アレルギー疾患(喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症等)、不妊症、パニック障害、うつ病、子供の学習障害に対しても積極的に治療を行い改善させている

風邪引き、喘息、癌といった病気の予防にとどまらず、あらゆる病気(万病)の予防。
 また、体力をつけたり、疲労回復、体調を整えるといったような健康管理、健康寿命の延伸、また成長期に身長を伸ばすためといったような理由や目的で定期的に通院されているケースも非常に多い


患者の年齢層は生後2週目の乳児~100歳近くの高齢者までと非常に幅広い 

●徹底した衛生管理(詳細は院内設備の項にて)

●英語でも対応可能 (English O.K.)


伝統鍼灸医学 春陽堂 沿革

1991年(平成3年)7月 「伝統鍼灸医学 春陽堂
開院


院長略歴
院長 内田公人(うちだきみと)KIMITO UCHIDA

取得資格
:はり師・きゅう師

学位:鍼灸学士

所属学術団体 : 日本伝統鍼灸学会会員

開業臨床歴 : 2023年(令和5年)で開業32周年を迎える

座右の銘:「臨床一生 固定観念にとらわれず己を信じ挑戦し続ける」

目標:①日本の医療業界を変える。

②淡路島から世界に向け日本の伝統鍼灸医学の魅力について情報発信する。

③淡路島を東洋医学の一大集積地にする

趣味:旅,名湯探訪,博物館巡り,アート鑑賞,卓球,イキイキ長寿の研究と実践,ユニークな生態や形態を持つものや極限環境下で生きる生物について調べ鍼灸医学へ応用すること
これら全ては鍼灸臨床の肥やし


広島県広島市生まれ

1986年 広島県 私立修道学園高校卒業
  (広島県医師会では同校卒業生の占める医師の数が1番多い)
      
1987年
当時、世界初であり、日本で唯一の付属病院を備えた鍼灸専門の4年生大学(鍼灸学部鍼灸学科のみの単科大学)である明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)へ首席入学

1990年 明治鍼灸大学3回生の時  はり師・きゅう師の資格取得(平成2年4月13日)

1991年 3月 明治鍼灸大学鍼灸学部鍼灸学科卒業(2008年に明治国際医療大学に名称変更)鍼灸学士号取得

1991年 3月~6月 南あわじ市内の病院に勤務(理学療法科の鍼灸部門担当)

1991年 7月 23歳で「伝統鍼灸医学 春陽堂」開業 
 

・大学卒業後、すぐ開業出来るだけの学問・技術を在学中に習得することを念頭に置いていたので
 大学の授業内容だけでは物足らず、在学中に大学以外の鍼灸医学関連の各種講習会や学会にも多数参加
・大学の友人らと大学内外で「鍼灸医学の勉強会」を定期的に開催
・大学在学中に個人的に見学・研修を受けた病院・鍼灸院・医療研究施設は
 100ヶ所を超える
・鍼灸師の免許を大学3回生で取得し、大学の研修機関・付属病院にて2年間実地研修
・大学在学時よりアルバイトで、鍼灸院や整形外科に勤務し、
 外来患者を多数治療

1987年~1991年 「経絡治療学会」会員
1990年 「経絡治療学会」講師養成セミナー参
1988年~2002年 鍼灸学術団体 「北辰会」会員
              「北辰会」講師(1995~2002年)
1991年 三原老人会にて 講演&臨床実技
1993年<月刊あわじ>に随筆掲載  表題「医食同源」
1993年<月刊あわじ>に連載 表題「東洋医学への誘(いざない)」
                            毎月1回 2年間執筆
1993年 五色県民健康村健康道場にて講演 
      演題 「鍼灸医学とは パートⅠ・Ⅱ」 計2回
1993年~1996年 4年間に毎年五色町における公民館・集会所にて
                               (5ヶ所)講演&実技
1995年 阪神淡路大震災後 島内において個人のボランティアで被災地にて
             (一宮・郡家・江井地域を中心に) 鍼灸治療を行う 計4回
1995年~2002年 北辰会講師 8年間
1997年 北辰会秋季研修会サテライトセッションにてシンポジストとして発言
1998年9月 第26回日本伝統鍼灸学会学術大会Ⅱ
         (学会誌通巻37号掲載)
         研究発表「弁証論治による便秘の一症例」
2000年10月22日 明治鍼灸大学創立20周年記念大会にて  
             <実技公開/第5会場にて>2つの講演・実技発表 
              演題「伝統医学としての鍼灸医学像を求めて」・
              [実践と理論:フィードバック運動における臨床の中で]
              [発表時の写真] 鍼灸医学の最新情報展望 
              たには学術大会21世紀鍼灸医学の展望HPより抜粋
              明治鍼灸大学創立20周年記念大会の<BR>謝恩会にて
              解剖学者 養老孟司氏と個人的な対談実現
2001年 明治東洋医学院専門学校にて 
      講演・実技発表「鍼灸臓腑経絡理論からみた(腰痛を中心に)
                                    運動器疾患」
2001年 三原保険センターにて
      △お達者教室・リハビリ教室  計3回講演・実技
      △ファミリー講座 計4回講演・実技
       サンネットケーブルTVにて放送される
      △三原町健康福祉祭り 演題「東洋医学〔ツボ療法体験〕」
       サンネットケーブルTVにて放送
2001年 五色町保健センターにて 講演・実技 
      △適齢期すこやか教室(五色町の各地域にて) 計5回
2001年 賀集営農教室  演題「鍼灸医学の紹介」 講演・実技
2001年 南淡町婦人会総会にて 講演 
      演題「21世紀の医学 東洋医学の健康管理法」
          (今なぜ伝統医学が見直されているのか)
2001年 南淡ライオンズクラブにて 講演 
      演題「21世紀の医学 東洋医学の健康管理法」
          (今なぜ伝統医学が見直されているのか)
2001年 由良公民館にて 講演・実技 計2回
       演題「21世紀の医学 東洋医学の健康管理法」
           (今なぜ伝統医学が見直されているのか)
2001年 全国の新聞14社(神戸新聞・徳島新聞等)に
      春陽堂院長内田公人の姿が2回にわたり紹介される
      (共同通信社記者 松田博公氏の取材に基づいた連載コラム
      「東洋医学探訪 はり・きゅうで元気」
      №21・№26の計2回にわたり掲載)
2002年 学術団体『気一元医道会(仮称)』設立 代表:内田公人
2003年 4月~2004年 3月 
      兵庫県立淡路盲学校 理療科 非常勤講師を務める
2003年 6月25日 兵庫県立淡路盲学校 東洋医学研修会にて 講演・実技
      午前:演題「私の生きる道  飽くなき鍼灸医学への
                           PASSION and CHALLENGE」
      午後:演題「(中国医学における)足の診察・診断・治療の位置付け」
2005年  1月20日 
      「鍼灸の挑戦」岩波新書 松田博公著-上記新聞連載コラムの
       シリーズが一冊の本にまとめられたもの-
      この本の中で春陽堂院長内田公人が紹介される
2008年(平成20年)8月3日
      前学術団体『気一元医道会(仮称)』から
      『医道鍼灸 一気会』の名称に正式決定 代表:内田公人
 





淡路島の
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